山村先生らしい支援の仕方
11/4/6
昨日から今日に掛けて気温が暖かくなっている関係で、徐々に桜の花が埼玉でも咲き始めております。
震災があっても時は流れ、そして草木は何事もなかったかのように花を咲かせます。
震災以来、当たり前のことが当たり前ではなく、日常というものがとても尊いものと感じさせられます。
さて、各方面から様々な支援が報道されております。
鷲宮商工会としても鷲宮らしい支援を模索しておりました。
先日役員会にてらき☆すた携帯充電器を贈ること決定し、明日双葉町の方が避難している
旧騎西高校に会長持って行きます。少しでもお役に立てれば幸いです。
他にも鷲宮のまちおこしを真っ先に注目し、研究を続けられているコンテンツツーリズムの
第一人者の北海道大学観光学高等研究センター准教授の山村高淑先生が、
宮城県の戦国ＢＡＳＡＲＡ、長野県上田市のスマーウォーズ、そして鷲宮のらき☆すたを
中心にアニメなどのコンテンツを生かした町おこしを丁寧に、そしてご本人が生粋のアニメファンであることから、
独自の視点、ファン目線で書き上げた他のこの類の書物と一線を画した注目の一冊がこの度発売されます。
らき☆すたによる町おこしは、一言で「ノリ」でやっていたのですが、先生の分析により実はノリだけではない
実際に町おこしをやっている本人達が気づかない大事な背景があったことが掲載されております。
今回の印税は全て被災された宮城県に全額寄付されるそうです。本当に先生らしい支援の仕方だなと感じました。
アニメをはじめとするコンテンツをいかした観光、いわゆるコンテンツツーリズは、今注目されているニューツーリズム。
それを本当にわかりやすい言葉で書かれているので、興味のある方は是非お手に取っていただければと思います。
２４８ページというボリュームは感じさせません。
それが宮城県への支援にも繋がるというのは、本当に気持ちの良い形だなと感じております。
【4/6付け埼玉新聞記事】
http://www.saitama-np.co.jp/news04/06/05.html
詳細は下記をクリック！
鷲宮の町おこしを真っ先に研究されたコンテンツツーリズ第一人者
山村高淑氏の書籍が発売されます【鷲宮商工会公認】
http://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?11171
A５判 ２４８ページ 2,400円（税込）
鷲宮商工会 松本
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