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俺の植えた芋がこんなに美味いわけがない第4期

16/5/23

　鷲宮の5月というと、コスモスふれあいロードのポピーなのですが、ほぼ同時期になるのが「俺の植えた芋がこんなに美味いわけがない」の植える編。
　鷲宮のイベントとしてはおそらくもっとも地味(基本的にガチな農業体験)な「俺芋」も気が付けばすでに4期目。第1期の植える編は某スクールアイドルの初ライブ並みな参加者でしたが、すっかり定番イベントになった感があって、初回からの参加者としては感慨深いものがあります。かよちんもきっとこんな気持ちなのでしょう。

　3期目までは芋の苗300本だったのですが、参加申込の返信には今回は4倍とのこと。
今までも畑を目一杯使っていたわけではなく、半分くらいはひまわり畑にしていたのでそこを芋にすれば2倍は行けるだろうけど4倍？
それに、今まででも参加者で芋を山分けしても、「くき市」と鷲宮神社の初売りでシュークリームに加工して売れるくらい獲れていましたからね。4倍にしてどう使うのか？

　さて当日。一発で鷲宮支所の公用車とわかる車(リアウィンドウに「らき☆すた」ロゴがある)で鷲宮駅から畑へ。田植え間もない水田の向こうに見えてきたのは赤いトラクター。ついに要免許レベルの機械来たあ！
畑に着いてみると、割と豪快に俺芋畑が拡張されていました。そして、でかいトラクターの他に見慣れない機械が。畝を作る専用マシンらしいです。(正式名称聞くの忘れました)
この機械を使うためには畝の間隔をきっちり決めておく必要があり、まず最初にしたのは、巻尺で間隔を計って畑に線を引くこと。規模がでかくなると本格的です。(ちなみに線を引くのに使うのは糠)
両側から作業したら、最後の真ん中あたりで若干ずれているのに気付くというのはお約束ということで・・・。
それにしても、さすがは専用機。畝の出来栄えも作業速度も汎用の小型トラクターとは全然違います。

　農業機械すげえと感心していられたのもここまでで、水を撒いてマルチ敷いて苗を植えるというところは基本的に人海戦術。シャベル大活躍です。
通常ならだいたい昼過ぎくらいには作業完了でお昼を食べて解散、という流れなのですが、昼食休憩のあたりではまだ半分も終わっていないという状況。実際に植えたのは1000本なので4倍までは行ってなかったのですが、それでも16時半くらいまでかかりました。まあさすがに疲れた、というのが正直なところですが、爽やかな風吹く五月晴れの下での作業、心地よい疲れではありました。

　ちなみに俺芋の大幅拡大ですが、保育園の芋掘りに使うのだとか。
後で商店街で買い物したとき、芋を植えてきたという話をすると、だいたい保育園の芋掘りの話が出てきましたから地元ではけっこう知られているようです。
今回植えたのは「紅あずま」ともう1種類。やはり芋掘りだと収量の多い品種のほうが盛り上がるということでしょうか。

　去年の安納芋はシュークリームになりましたが、今年はどんな展開になるのかも楽しみです。あと、ひまわりの種も蒔いたので、夏にはけっこう目立つひまわり畑が出現するはず。こちらも注目です。

つじどうりょう

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